WordCamp Ogijima 2020 ONLINE 登壇レポート

こんにちは、高橋でした。

WordCamp Ogijima 2020 ONLINEに参加&登壇しましたのでレポします。WordCampって皆「ブログ書くまでがWordCampだよ」って口を揃えて言うんだけど、何でですかね(笑)「帰るまでが遠足だよ」みたいな感じ?

ということで、僕もきちんとブログを書いて、このイベントを締めくくりたいと思います。


今年はコロナの影響でWordCampが軒並み延期・中止になってしまったんですが、その逆風に負けず日本初のオンライン開催ということで今回のイベントになったわけですね。スタッフのみなさんは企画から手探り状態だったと思うんですが、成功裏に終わったようで本当に何よりです。お疲れさまでした。

昨年、羽田と東京と大阪のWordCampに現地参加しましたが、男木島はこのあたりとは違う臨場感や緊張感が漂っていましたね。オンラインではいろいろなことに制約や限界があるんでしょうが、そういった負のイメージだけでなく、オンラインならではの可能性だったり、新しいコミュニケーションのあり方を教えてくれる場になったんじゃないかなと思います。

さて、そんな感じで始まったイベントですが、僕は一視聴者のほか、ライトニングトークの登壇者と、バックエンドのサポート(UDトークの字幕編集スタッフ)としても参加していました。そういえばマイクロスポンサーにもなっていました。マイクロスポンサーの特典でいただいたTシャツ、とっても素敵でした。

いつの日か、オフラインイベントのときに着ていきたいですね。

あちこちのセッションにも参加させていただいたのですが、これについてはほかの参加者さんがいっぱい書いてくださっているので割愛します。二つほど印象に残ったものがあるので注記。

Working a World Apart: Navigating Remote Working Professional Relationships 国境を超えて働く – リモートワークで文化を超えて働くこととは

UDトークのおかげで言語の壁を超えて理解ができました。
いままでのオフラインWordCampでもUDトークは使われていたらしいんですが、今回初めてこの恩恵を受けることができました。まさに文明の利器。

リモートワークの未来を体験しよう

スピーカーは西川伸一さん。どちらかというとファシリテーターというほうが近いのかもしれませんね。
リモートワークツール「Miro」を使って参加者がコミュニケーションをとりながら意見を交わしていくというスタイル。これはオンラインでしかできないスタイルですね。これも文明の利器。

あ、開会式前や、セッションの合間に時折流れるラジオ体操は楽しかったです。WordCampでラジオ体操をやるのって前代未聞じゃないですかね。セッション前の緊張感もほぐれるし、なによりも瀬戸内ののんびりした景色を背景に、実行委員の皆さんがスローテンポなラジオ体操をのびのびとやっているのがなんともいい感じ。
ほかのイベントでもぜひ取り入れてほしいですね(笑)

ランチタイム・ライトニングトークスで登壇

お昼ご飯の時間帯に、「やさしいアクセス解析入門 〜あなたのブログやサイトがどのくらい見られているか知ろう〜」というお題で喋らせていただきました。

本当はウェブ解析とは何かを語ったり、数字の見方やサイトの改善方法について話そうかなと思っていたのですが、持ち時間が3分しかないのでややしばらく悩んで、超初学者のかたを対象にした「アクセス解析ってなんですか?」と「プラグインで手軽に始めてみましょう」という問いかけをネタにすることにしました。

スライドはこちら。

スライドはずいぶん昔に界隈で流行った「高橋メソッド」で作ってみました。「高橋」は僕のことじゃなくて日本Rubyの会の高橋征義さんのことで、彼が提唱した「やたらでかい文字でシンプルにスライドを作る」という技法。
仕事のプレゼンテーションで使うとふざけたネタっぽく見えてしまうんですが、ライトニングトークにはぴったりだと思います。15年くらい前の出版物ですが、書籍も出ているので興味のある方は読んでみてください。

そんな感じでやってみたのですが、反響はそこそこいただけたようでよかったです。
「アクセス解析のやり方はお話ししたけど、そもそも流入を増やさないと意味がなくて、そのやり方はどうする?」という続きのお話を予告編的に留めてあえて消化不良で終わらせるというスタイルがちょっと受けたようです。
どこかのイベントで機会があれば、お話ししたいと思います。

(2020.9.12追記)2020.9.26開催予定の「Chiba WordPress Meetup」で続きネタをお話しすることにしました。

高知にお住まいのデザイナー mjmj さんがステキなグラフィックレポートを描いてくださいました。こうやって言葉がかたちに残るってすごく感慨深いですね。ありがとうございました。

登壇のきっかけ

このライトニングトーク、もともと登壇する予定はなかったんですが、WordCamp開催のひと月ほど前に実行委員長の額賀順子さんがSNSで発信されていた「ダイバーシティスピーカートレーニング」というものが面白そうだなと思って参加したのがきっかけでした。このトレーニングは何かというと、

スピーカーをするって特別な人がすることだと思っていませんか?自分には話せることはないと思っていませんか?その思い込みを払拭して、一緒に克服していきましょう。

引用 : https://2020.ogijima.wordcamp.org/2020/08/06/diversity-speaker/

ということで、多様性のあるスピーカーを増やすための取り組みということです。WordCampに限らず何かをテーマにしたイベントだと、そのテーマやスキルに特化した人・著名な人の交流の場になりがちなんでしょうが、そうではなくて、様々なスキルレベル(スキルの全くない人も含む)の人や、人種・性別・国籍といったあらゆる多様性を受け入れて、それを皆で共有することで学びを得ていこうという取り組みのようです。

僕自身は多様性を語れるほどの人間ではないような気がしますが、人間誰しも多様性の片棒を担いでいるわけですし、他の人にないスキル(ウェブ解析とか)をネタに誰かの役に立つことだって多様性に貢献することになるんだと思います。

このトレーニングで参加した人は皆個性あふれる人で、ライトニングトークもすばらしかったです。僕自身の学びにもなりました。

  • 社会の中に居場所を作るためにブログを始めたい。そのきっかけをいろいろなひとからもらったお話し。(かっぱさん)
  • 人前で話せない自分が悩みを共有し、好きなものを好きと言えるようになるまでの取り組みや気付き。(わたりさん)
  • WordPressのステージング環境を本番環境に上書きして真っ青になったお話し。(虎野ともさん)

僕も含めてこれらのネタはみんなが思いつきでまとめたものではなく、このトレーニングを通して「自分はどんな人か」「好きなことは何か」「最近のトピックは何か」といった情報を洗い出していって、それを組み立てていくことで自分は何が話せるんだろうか、みたいなことを導いた結果です。なので、皆さんが自分の言葉で、本当に伝えたいことを熱意を持って伝える、ということができたのかな、と思います。

おわりに

それぞれのセッション、ライトニングトークの準備、バックエンドのサポートをやっていたらあっという間に一日が過ぎていました。新たな発見やコミュニケーションができましたし、大収穫の1日でした。

改めて、こういうきっかけをつくってくださった額賀順子さんをはじめ、スタッフのみなさんには感謝を伝えたいです。また機会あればぜひ。

そんな感じで、また。